ビジュアル表現は、紙媒体だけでなく、テレビやスマホの画面など多くの場面でユーザーが目にする伝達手段である。ビジュアルのよい点は、テキストを読まなくとも瞬時に伝わるので、すぐ行動につなげやすいことが挙げられる。一方で、印象や解釈はそれぞれ異なるので、意図通りに伝えることが難しくもあり、時に誤解を招くことにもつながりかねないので慎重に検討しよう。ここでは、キレイな見た目の表現の探求よりも、ユーザーの印象に残るための表現に着目してデザインでどのような工夫ができるかを考えてみる。
デザイン1.人を用いる
ポスターやCMに人が出ているとユーザーは相手のことを意識して、つい着目してしまう。人物はユーザーを惹きつける強い力を持つが、人にばかり目がいって商品やサービスの印象が弱くなることも覚えておこう。
デザイン2.キャラクターを用いる
キャラクターもまた、ユーザーに強く意識してもらえる表現方法である。やみくもに用いるのではなく、特にユーザーが難しさや心理的な距離を感じてしまう領域に対して親しみを持てるデザインを提供しよう。
デザイン3.ステータスを示す
クレジットカードは、カードの色や見栄を変えるので、ゴールドやプラチナなどクラスの違いを表現している。ビジュアル表現の工夫で特別感やステータスを演出することは、ユーザーの心理的満足感にもつながる。
デザイン4.順番に並べる
レイアウトの違いでも印象を大きく変えることができる。例えば、横書きで構成したデザインであれば、多くのユーザーは左から右に、上から下に目が動く。特に最初や最後の情報は強く印象に残す効果がある。
デザイン5.ガラッと変える
同時に行動をうながしたいときは、テキストよりもビジュアル表現の方が強力にはたらく。警告するときや状況が大きく変わったことを示すときは、従来の印象を180度変えるビジュアルにすると、気持ちが切り替えられる。
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