3C分析とは、Customer(市場・顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)という3つの「C」について分析する方法で、事業計画やマーケティング戦略を決定する際などに用いられます。例えば商品の価格は、その商品にどれだけ魅力を感じるかということと、顧客の予算によってその適正度が決まる。例えばどんなに魅力的な商品でも、予算が少なければ、相対的に魅力に欠ける商品ということになるし、逆に予算内であっても魅力に欠ける商品と判断されれば、購買には至らないので、付加価値は認められないことになる。
このように考えると、付加価値自体も絶対的な概念ではなく、価格によって付加価値が変化すると考えることもできるから、価格戦略は価値の提案には欠かせないものであるだけに、その設定には細心の注意が必要である。つまり、自社のUVPは品質にあるのか、価格競争力にあるのか、それともお買い得感にあるのかよって、取るべき戦略が異なる。マーケティングの4Pの一つでる価格戦略は、企業の利益計画を左右するものであるから、価格決定の際のポイントを市場、競合、自社に分けて分析してみる必要がある。
この分析が3C分析で、市場・顧客(Customer)と競合(Competitor)を分析して、事業の成功要因(KSF)を明らかにし、自社(Company)とのギャップを見つけ出す。マーケティング戦略を決定する際などには、自社ではコントロールできない外部環境と自社の内部環境の両面から見ていく必要があるため、3C分析では外部環境として「市場・顧客」「競合」、内部環境として「自社」を分析対象としている。
まず、市場・顧客分析では、市場分析では、潜在顧客も含めた購買人口の規模、市場の成長性、業界構造の特徴、購買までのプロセス(消費者態度)、購買決定者、価格・ブランド・品質・デザインなど購買行動に影響する要因(KBF)を分析する。3C分析によって整理された現状分析を踏まえて、自社の取るべきアクションを構築していくことになる。実際の分析では、マクロ分析、ミクロ分析という2つの分析を行う。マクロ分析は巨視的観点からの分析であり、PEST分析がフレームワークとしてよく使われる。ミクロ分析は5フォース分析か活用できる。
次に競合分析では、自社にとっての競合企業はどこであるかを明確にすることが大事である。そのためには、自社分析と同様の対象について分析し、強み弱みを把握する。ここでは、現在の競合だけではなく、新規参入や代替品という軸で競合を定義づけることが求められる。これはマイケル・ポーターのファイブフォーセス分析の考え方そのものである。しかし、ここでの分析では、「結果」と「要因」の2軸で分析するとよい。結果とは、蒸気の通りであるが、要因は、結果が生じた背景や効率(販売ルート、営業体制、製造工程、製品開発、サポート体制、その他)に着目する。