世帯年収、1カ月の小遣い、幸福度とも6グループの中でもっと高く、価格より「品質」「自分の好み」を優先する。ただし、新製品というだけではあまり興味を示さず、パソコンは苦手なので、ネットスーパーには消極的なアナログ派である。半数以上の人が、毎日「日常の買い物」に出かけている。男女比は、男性47.88%、女性52.2%となっている。
男性と比べて女性が少し多めであるが、平均年齢は68. 2歳とほぼ全体平均と同じである。世帯主の有職率は47.7%と半数以下であるが、1カ月の小遣いは40,400円で6グループ中最も高く、老後の備えは高いものの、情報リテラシーの面では、デジタルが苦手のアナログ派多く、携帯電話は使えるが、パソコンは苦手なのでネットショップには消極的である。
消費・買い物意識では、品質とお気に入りを重視し、多少高くとも品質の良いものを選ぶという堅実派である。新製品への興味関心は低く、流行を気にせず、価格(安値)もまた気にしなし。日常の買い物には毎日出かけまとめ買いはしない。また食品・日用品についてもブランドスイッチに消極的で、同じブランドを選ぶ典型的なブランド固執型である。
例えば、牛乳、食パン、ヨーグルト、ドレッシング、シャンプー・コンディショナー、歯磨き粉、車、TVなどあらゆる日用品から、家電製品、耐久消費財まで好みのブランドがあり、毎回同じブランドを選ぶ。そして、買い物の場所は、主にスーパーやデパートを利用し、テレビCMや新聞広告の利用が多く、通販・コンビニの利用は平均より少ない。
ポーツ、旅行などについても趣味は多彩で、国内旅行はもとより、ボウリングや読書、スポーツ観戦なども楽しんでいるが、自分自身の健康についても気を使っており、血糖値、コレステロール値など気にする人が多く、乳製品や納豆などの蛋白質を摂るように心がけている。当然のごとくレトルトやインスタント食品などの加工品はあまり利用していない。
毎日、店舗に出かけ、自分の目で確かめて買い物をしたい従来の保守的なシニア層がこれほど健在であることに驚きを感じるが、これらの層は経済的にある程度ゆとりがあるだけに、幸福度も高いわけであるから、店側としても、本物志向を前面に打ち出しし、「小ロット」で高品質のものを日替わりで提供し、小さなお楽しみを演出する工夫が求められる。