買い物アクティブシニア

 

 このクラスは男女比が4:6とやや女性が多い。平均年齢67.4歳で全平均年齢よりやや若くて60代の占める割合が高く、世帯主の有職率は6割、小遣いもやや多めの38,9385円で、スマホ、タブレットを利用する人が最も多く、ネットショッピングの利用率も高い。「食べログ」などのサイトをよく利用する。流行のものや気に入ったものは多少高くても買う。 

 日用品や食品も積極的にためし、試飲や試食で気に入ると思わず買ってしまうことが多く、値段はあまり気にしない。女性は化粧品の購買において、好きなブランドがあり、毎日同じブランドを購入している。それ以外の日用品や食品の購入では、好きなブランドはあるが、毎回買うブランドを検討している、いわゆるブランド固執派ではないようである。

 一方買い物をする場所は、デパート、ショッピングセンター、高級スーパー、近所のスーパー、ドラックストア、アウトレットなど、あらゆる場所で購入している。シニアでは少数派といわれるアウトレット利用者でもあり、通販やネットスーパーも利用している行動派で、ゴルフ、水泳、アクアビクスなど多彩な趣味をもち、海外旅行などにも出かける。

 特に、健康には気を遣いスポーツクラブに通うほか、食べ物は国産に拘り、旬のものを摂るように心掛けており、肉を好んで食べ、各地から取り寄せたりしている。また、シニアの中ではおしゃれの代表格で、「自分らしさ」が表現できる服装を選ぶ。定番やロングセラーのようなものより流行を取り入れ、周囲から若々しく見られるように心掛けている。

 それだけお洒落に気を使っているということであるから、加齢臭を押さえる石鹸をよく利用しているのもこのタイプのシニアである。世帯主の有職率が高いことからも容易に推察されるように、人前で他人から「おじいさん」「おばあさん」などと呼ばれることを好まない。プライドが高い分、みずから感じる幸福度もそれほど高くはないのが特徴である。

 これらのシニアに対するアプローチで気を付けなければならないことは、まず、年寄り扱いしないということである。そのため、提供する商品が時代を先取りしたものや流行っていると感じられるものであることが大切である。接触は新聞、テレビなどのマス媒体に加えてフェイズックなども使っているのでソーシャルメディアの活用を検討すべきである。